959: 2/3 2006/02/24(金) 04:23:15
先週、娘とお風呂に入っていると、娘がこう言った。
「ママ、私の名前はママのおばあちゃんがつけたんだよね」
ああ、話したことあったかな、と思って、そうだよ、と答えた。
「私、この名前大好きって言ったら、おばあちゃんが嬉しいって言ってたよ」
驚いた。
いつおばあちゃんに会ったの?と、聞くと、
「いっつもいるよ。ミルちゃん、って白いネコさんとお庭とかに」
ミルちゃんは、母のタヒ後すぐにタヒんだ、母の可愛がってた飼い猫。
写真も家には残ってないし、娘が知る筈もない。
思わず娘に聞いてしまった。
おばあちゃん、ママのこと怒ってるでしょ。って。
娘は「明日聞いてあげるね」って答えた。
娘には見えるけど、私に見えないのが何よりの証拠。
娘のとこには出て、私のとこには夢にすら出ない。
嬉しいけど、悲しかった。
「ママ、私の名前はママのおばあちゃんがつけたんだよね」
ああ、話したことあったかな、と思って、そうだよ、と答えた。
「私、この名前大好きって言ったら、おばあちゃんが嬉しいって言ってたよ」
驚いた。
いつおばあちゃんに会ったの?と、聞くと、
「いっつもいるよ。ミルちゃん、って白いネコさんとお庭とかに」
ミルちゃんは、母のタヒ後すぐにタヒんだ、母の可愛がってた飼い猫。
写真も家には残ってないし、娘が知る筈もない。
思わず娘に聞いてしまった。
おばあちゃん、ママのこと怒ってるでしょ。って。
娘は「明日聞いてあげるね」って答えた。
娘には見えるけど、私に見えないのが何よりの証拠。
娘のとこには出て、私のとこには夢にすら出ない。
嬉しいけど、悲しかった。
960: 3/3 2006/02/24(金) 04:25:02
でもその夜、夢を見た。おかんだった。
実家の両親の部屋で、生前座ってた椅子に座ってた。
膝にはミルちゃん。夢の中で、私は母に謝った。
ごめん。騙しててごめん。号泣した。
「……ごめんねぇ、お姉ちゃんつらかったよねぇ」
「お母さん怒ったりしてないよ?毎日病室で色々笑わせてくれて、
楽しかったよ」
母が手を握ってくれた。
暖かかった。
一層泣けてきて、自分の泣き声で目が覚めた。
起きても母の手の感触が、体温が手に残ってた。
朝起きてきた娘が言った。
「おばあちゃん、ママとお話したんでしょ? おばあちゃんが言ってたよ。
良かったねママ」
今も娘は母が見えるらしいけど、私には見えないまま。
でもそれでもいい。
母が傍にいることが分かったから。
もうすぐ母の命日が来る。
お墓と仏壇掃除して、母が大好きだった作家の新刊でも供えてやろうと思う。
実家の両親の部屋で、生前座ってた椅子に座ってた。
膝にはミルちゃん。夢の中で、私は母に謝った。
ごめん。騙しててごめん。号泣した。
「……ごめんねぇ、お姉ちゃんつらかったよねぇ」
「お母さん怒ったりしてないよ?毎日病室で色々笑わせてくれて、
楽しかったよ」
母が手を握ってくれた。
暖かかった。
一層泣けてきて、自分の泣き声で目が覚めた。
起きても母の手の感触が、体温が手に残ってた。
朝起きてきた娘が言った。
「おばあちゃん、ママとお話したんでしょ? おばあちゃんが言ってたよ。
良かったねママ」
今も娘は母が見えるらしいけど、私には見えないまま。
でもそれでもいい。
母が傍にいることが分かったから。
もうすぐ母の命日が来る。
お墓と仏壇掃除して、母が大好きだった作家の新刊でも供えてやろうと思う。
961: 素敵な旦那様 2006/02/24(金) 06:34:21
ネタかも知れないけど、こういうのを読んでると
“目に見えないだけの人たちに恥ずかしくないよう、
正しく生きよう!”って思う俺がいるwww
125 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/04/06 09:20 ID:B67x+txI
そういえば、私の結納の日の前日の夜にタヒんだ婆ちゃんをはじめとする
親戚一同が夢に出てきた。
両親に連れられてある高級料亭に行くのですが、なぜか両親は
「私たちはまだ入れないからここで帰るね」 と言って帰っていって
「???」と思いながら私だけが女将さんに連れられて部屋に通されると、
そこには今までお世話になった今は亡き親戚が全員居るんです。
そして、好きだった爺ちゃんと婆ちゃんの間に挟まれる形で私が座り、
ごちそうは振る舞われるわ、サケは振る舞われるわ、思い出話に花を咲かせて
みんな楽しそうな夢。
婆ちゃんが「私はこんなに多く食べられないからおまえ食べてくれ」と
料理を半分くらい私の皿にお裾分けしてくれて、腹いっぱいになったところで
目が覚めた。しかも起きたときに軽い疲労感があり夢も妙にリアルだった。
それから結婚して3年たちますが、今何事もなくトテーモ幸せなのは
その親戚達に守られてるのかなー。
なんて思ってみたり。
“目に見えないだけの人たちに恥ずかしくないよう、
正しく生きよう!”って思う俺がいるwww
125 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/04/06 09:20 ID:B67x+txI
そういえば、私の結納の日の前日の夜にタヒんだ婆ちゃんをはじめとする
親戚一同が夢に出てきた。
両親に連れられてある高級料亭に行くのですが、なぜか両親は
「私たちはまだ入れないからここで帰るね」 と言って帰っていって
「???」と思いながら私だけが女将さんに連れられて部屋に通されると、
そこには今までお世話になった今は亡き親戚が全員居るんです。
そして、好きだった爺ちゃんと婆ちゃんの間に挟まれる形で私が座り、
ごちそうは振る舞われるわ、サケは振る舞われるわ、思い出話に花を咲かせて
みんな楽しそうな夢。
婆ちゃんが「私はこんなに多く食べられないからおまえ食べてくれ」と
料理を半分くらい私の皿にお裾分けしてくれて、腹いっぱいになったところで
目が覚めた。しかも起きたときに軽い疲労感があり夢も妙にリアルだった。
それから結婚して3年たちますが、今何事もなくトテーモ幸せなのは
その親戚達に守られてるのかなー。
なんて思ってみたり。
965: 素敵な旦那様 2006/02/24(金) 21:47:21
あれだ。
シックス・センスで、
オスメントくんが母親に全てを打ち明ける場面で
おばあちゃんが本当は母親の発表会を見てたんだよっていう所、
あそこでやたら泣けたのを思い出した。
シックス・センスで、
オスメントくんが母親に全てを打ち明ける場面で
おばあちゃんが本当は母親の発表会を見てたんだよっていう所、
あそこでやたら泣けたのを思い出した。
966: 素敵な旦那様 2006/02/25(土) 01:34:01
>>965
そのちょっと前、彼のセリフ通りクルマの外側を交通事故で亡くなった人の霊が
歩いてくでしょ? むしろあのシーンを思い出してしまってガクブル
そのちょっと前、彼のセリフ通りクルマの外側を交通事故で亡くなった人の霊が
歩いてくでしょ? むしろあのシーンを思い出してしまってガクブル
967: 素敵な旦那様 2006/02/25(土) 03:10:35
>>966
レスありが頓
そうだったなー。
レスありが頓
そうだったなー。
968: 素敵な旦那様 2006/02/25(土) 05:29:22
人霊だけじゃない。動物霊だってちゃんと見守ってくれてる、、、。
244 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/05/17 01:53 ID:ClWpK4C8
高校2年の時の話。
親と仲が悪く、鬱に入った時期があった。
飼っていた猫が、脱走した翌朝、毒を盛られて庭でタヒんでいて、
鬱時期だったこともあってジサツを考えた。
いつもは手首を切っても、そんなに深く切らず、
何本も血のにじむ浅い傷をたくさん作ることで鬱憤を晴らしていたが、
その時は本気でタヒのうと考えた。
カッターじゃなくて、彫刻刀のナイフ形のを持ち出し、手首にさした。
抜くと、すぐに鼓動にあわせて血が出てきて、バスタオルにしみこんでいく。
両手首にしようと思ったけれど、左手が小刀をうまく握れず、
ならばと小刀を首に当てた時、猫の声がした。
振り向くとベッドの枕元に骨壷をおいてあり、そのところに猫がいた。
猫はベッドの上から降りると私のそばに来て、血がだらだら流れてる手首を舐めた。
一生懸命血を止めようとしてくれてた。ずっと泣けなかったのに、涙がぼろぼろ出てきた。
そのあと泣き声に気づいた母親が救急車を呼び、医者に連れて行かれた。
それからはそんなバカなことは考えなくなった。
偶然知り合った霊能者さんには、
「強いキジトラの猫が守ってくれてるよ」と言われた。
猫に呆れられるようなことはしないで、これからも生きていきたいと思う
244 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/05/17 01:53 ID:ClWpK4C8
高校2年の時の話。
親と仲が悪く、鬱に入った時期があった。
飼っていた猫が、脱走した翌朝、毒を盛られて庭でタヒんでいて、
鬱時期だったこともあってジサツを考えた。
いつもは手首を切っても、そんなに深く切らず、
何本も血のにじむ浅い傷をたくさん作ることで鬱憤を晴らしていたが、
その時は本気でタヒのうと考えた。
カッターじゃなくて、彫刻刀のナイフ形のを持ち出し、手首にさした。
抜くと、すぐに鼓動にあわせて血が出てきて、バスタオルにしみこんでいく。
両手首にしようと思ったけれど、左手が小刀をうまく握れず、
ならばと小刀を首に当てた時、猫の声がした。
振り向くとベッドの枕元に骨壷をおいてあり、そのところに猫がいた。
猫はベッドの上から降りると私のそばに来て、血がだらだら流れてる手首を舐めた。
一生懸命血を止めようとしてくれてた。ずっと泣けなかったのに、涙がぼろぼろ出てきた。
そのあと泣き声に気づいた母親が救急車を呼び、医者に連れて行かれた。
それからはそんなバカなことは考えなくなった。
偶然知り合った霊能者さんには、
「強いキジトラの猫が守ってくれてるよ」と言われた。
猫に呆れられるようなことはしないで、これからも生きていきたいと思う
引用元:http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/tomorrow/1130500556/
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