2019年03月10日 カテゴリ:修羅場・衝撃的  コメント:(0)


613 :拝啓、鬼女様 2016/05/27(金) 12:35:44 ID:4Q7
「お年寄り」と、「音」の話題が出て思い出した。

父は小さな電気屋を経営している。

ある日、1人のおばあちゃんが店にやって来た。
「家のリモコンがオカシクなったみたい。テレビが全然音がしない」

おばあちゃんに、自宅から故障したリモコンを持ってきてないか確認したが、
「とにかく家に来てちょうだい」
と父の話しを聞かずに店を出ていった。

父はしばらくして、おばあちゃん宅へ向かった。


614 :拝啓、鬼女様 2016/05/27(金) 12:37:06 ID:4Q7
出かける間際に、
「リモコンの電池が切れたのかなぁ」

そしてもうひとこと
「あのおばあちゃん、もう90歳を超えていて耳が遠いんだよ…」
とつぶやきながら…。
615 :拝啓、鬼女様 2016/05/27(金) 12:38:09 ID:UvV
高級ヘッドホンが壊れたのコピペみたいだね
617 :拝啓、鬼女様 2016/05/27(金) 12:39:16 ID:4Q7
戻ってきた父は、修理代はもらわずに無料サービスでやってきたと家族の私達に言った。

父が言うには、おばあちゃん家へ向かうと外までテレビの大音量が聞こえてきたそうだ。

これは近所迷惑になっているだろうと思って、急いで家に入り茶の間にあるテレビの音量を確認すると、テレビ画面に100という数字が…
618 :拝啓、鬼女様 2016/05/27(金) 12:41:38 ID:4Q7
すぐに音量を20まで下げて、テレビの故障じゃないことをチラシの裏紙に書いて伝えると、おばあちゃんは耳に付けてる補聴器を外してひとこと…

「前から補聴器、調子悪かったのよね~」
619 :拝啓、鬼女様 2016/05/27(金) 12:42:19 ID:4Q7
父は補聴器を専門のメーカーに依頼したらどうかと…さらに紙に書いて伝えると…

「…お金がないのよね~」

父よ…乙でした。
620 :拝啓、鬼女様 2016/05/27(金) 15:46:48 ID:AoF
それだけ外の音が聞こえないと自分の声も聞こえないから
まともに喋れないんじゃないのかな
622 :拝啓、鬼女様 2016/05/27(金) 17:18:13 ID:4Q7
>>620

最初近くにいたので、話しているのは聞いています。
しっかりとした口調でしたよ。

補聴器さえ新調すれば、普段の生活に困らないと思うんだけど…
夫婦で年金を受給しているから、生活保護も難しいのだろうなあ…。

あとそうだ、一緒に生活している旦那さん(おじいちゃん)のお話があるのです…。
623 :拝啓、鬼女様 2016/05/27(金) 17:20:18 ID:4Q7
続きです

父に、
「おばあちゃん1人で住んでいるんだ~~大変~~」
と言うと
父「いや、おじいちゃんと2人暮らし」
私「えっ」
父「奥の部屋で介護ベッドに寝ていた。痴呆症がひどいらしい…」
私「老老介護なんだ…大変…」
父「老人ホームも待機待ちみたいだし、2人は年金暮らしだから、介護施設へ入居できるお金も無いんじゃないかなぁ」

なんだか日本の闇を聞いている気がしてきました。

引用元:http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1463473030/

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