タグ:父の記事一覧
文章変だったらごめん。
登場人物
俺:20代前半、大学生
母:40代後半、保育士
父:50前後、リーマン
倫子:20代前半から半ば、親父と同じ職場
年齢はすべて当時。
俺は大学生、親父は単身赴任でそれぞれ一人暮らし。
たまたま親父の赴任先が自分の大学のある場所に決まったが
お互いに事情もあるだろうということで一緒には住まないものの、車で10分くらいのところに住んでいた。
親父は定期的に実家に帰っていて
時々母の手料理を持ち帰っては息子である俺を呼び、おふくろの味を共有していた。 ある日「肉じゃがを持ってきたから食べにこないか」と呼び出されたので親父のアパートに赴いた。
親父に促され部屋に入るとなんだか様子がおかしい。
普段“汚部屋”というほどではないが決して綺麗とは言い難い様であるのに
この日はなんだか整理されていてとても綺麗だった。
あれ、と思ったが特に気にせず食事を終えた。
親父も俺も元来口数が少ない方なのでまったく盛り上がらない食事だった。

211: 本当にあった怖い名無し 2014/01/04(土) 15:54:03.61 ID:4cHE02yv0
復讐とは言わないかもだけど自分はスッキリした話
私は中学1.2年といじめられてて、いじめっこは6人いた。
女だけど、結構力が強かったり体格ががっちりしてる体育会系の子が多くて、
下手にやめろって逆らったら殴られてた。
いじめの内容は教科書を隠したり上靴を捨てられたり金取られたりとかなり陰湿で、
暴力系は逆らった時にしかされなかったから良かったんだけど、
教科書を隠されるのと金取られるのは結構困るし、なにかいい方法はないかと考えてた。
続きます
私は中学1.2年といじめられてて、いじめっこは6人いた。
女だけど、結構力が強かったり体格ががっちりしてる体育会系の子が多くて、
下手にやめろって逆らったら殴られてた。
いじめの内容は教科書を隠したり上靴を捨てられたり金取られたりとかなり陰湿で、
暴力系は逆らった時にしかされなかったから良かったんだけど、
教科書を隠されるのと金取られるのは結構困るし、なにかいい方法はないかと考えてた。
続きます

782 :拝啓、鬼女様 2015/04/23(木) 12:00:39 ID:vk8
うちの30代兄が何年か前、結婚詐欺まがいにひっかかった。
婚活サイトで知り合った女忄生に「働いても働いても貧しくて」「親の借金があって」
と言われ、生活費という名目で貢ぎ、
「たまには女らしく着飾ってあなたとデートしたい」と言われアクセサリーを貢ぎ
「たまにはおいしいものを(ry」と食事を貢ぎ…
気づいたら100万↑あった貯金がすっからかんになっていた。
ここで兄が母に相談。
母が「だまされてる!」と慌てて知り合いの元市議から弁護士を紹介してもらい
女を民事で訴えることになった。
結婚詐欺というからすごい美人を想像していたら、現れた女は兄より8つも上のオバさん。
痩せて髪もボサボサで、うすーい顔。柳美里という作家に似ている。でもあれよりさらに薄い。
生気がなくて、下を向いてボソボソっとしゃべる。
ハンカチをつねに持ってて、しゃべりながら両手でモミモミしてる。
よりによってこんな…せめてもっと美人にひっかかれよ兄…と思いつつ
父母がメインに立って女と談判。
そしたら20分もしないうちに父の様子がおかしくなった。
最初は母と一緒に女を責めてたのにだんだん声が小さくなり、黙りがちになり、
だんだん女をかばうようなことを言いはじめた。
ついには母を「言いすぎ」とたしなめる場面に。
兄はその頃にはすでに「彼女は悪くない」「ぼくがいたらない」の一点張り。
なんていうか魔法を見るようだった。
女にはわからない男だけがかかる魔法をこの女は使えるんじゃ?!と思ったくらい
あれよあれよと父が陥落してしまった。
別に女は父に色目を使ってたとかじゃなくて、ハンカチモミモミしながら
ボソっと下向いて答えてただけなので、一体なにが起こったのか今もわからない。
結局日を改めて、父と兄抜きで、女の弁護士さんにしてもらって分割で返してもらえることになった。
ああいうのをフェロモンって言うんだろうか。でもぜんぜん女から見ると色っぽくないんだ。
露出してるわけでもないし、媚を売るでもないし、ただ座ってるだけ。
もう二度と会うことはないだろうが、最後にモテる極意だけ聞いておけばよかったと今でも思う。
婚活サイトで知り合った女忄生に「働いても働いても貧しくて」「親の借金があって」
と言われ、生活費という名目で貢ぎ、
「たまには女らしく着飾ってあなたとデートしたい」と言われアクセサリーを貢ぎ
「たまにはおいしいものを(ry」と食事を貢ぎ…
気づいたら100万↑あった貯金がすっからかんになっていた。
ここで兄が母に相談。
母が「だまされてる!」と慌てて知り合いの元市議から弁護士を紹介してもらい
女を民事で訴えることになった。
結婚詐欺というからすごい美人を想像していたら、現れた女は兄より8つも上のオバさん。
痩せて髪もボサボサで、うすーい顔。柳美里という作家に似ている。でもあれよりさらに薄い。
生気がなくて、下を向いてボソボソっとしゃべる。
ハンカチをつねに持ってて、しゃべりながら両手でモミモミしてる。
よりによってこんな…せめてもっと美人にひっかかれよ兄…と思いつつ
父母がメインに立って女と談判。
そしたら20分もしないうちに父の様子がおかしくなった。
最初は母と一緒に女を責めてたのにだんだん声が小さくなり、黙りがちになり、
だんだん女をかばうようなことを言いはじめた。
ついには母を「言いすぎ」とたしなめる場面に。
兄はその頃にはすでに「彼女は悪くない」「ぼくがいたらない」の一点張り。
なんていうか魔法を見るようだった。
女にはわからない男だけがかかる魔法をこの女は使えるんじゃ?!と思ったくらい
あれよあれよと父が陥落してしまった。
別に女は父に色目を使ってたとかじゃなくて、ハンカチモミモミしながら
ボソっと下向いて答えてただけなので、一体なにが起こったのか今もわからない。
結局日を改めて、父と兄抜きで、女の弁護士さんにしてもらって分割で返してもらえることになった。
ああいうのをフェロモンって言うんだろうか。でもぜんぜん女から見ると色っぽくないんだ。
露出してるわけでもないし、媚を売るでもないし、ただ座ってるだけ。
もう二度と会うことはないだろうが、最後にモテる極意だけ聞いておけばよかったと今でも思う。

100 :拝啓、鬼女様 2012/08/08(水) 23:35:53 0
(長いから分けます)
子供の頃の修羅場 、父が浮氣してた
後で知ったけど父は浮氣常習犯で、その事件は何度も浮氣した内の一つだった
母はその度に修羅場だっただろうけど、私は小学5年生の時が一番ショックだった
浮氣相手の女が自宅に電話をしてきて、その電話を私がとってしまったからなんだけど…
浮氣「(優しい猫撫で声)もしもし?○○さんのお宅ですか?」
私「はい、○○です。どちら様ですか?」
浮氣「あら、△△ちゃん?」←何故か私の名前を知っていた
私「はい、そうです、誰ですか?」
浮氣「あのね、△△ちゃんのお父さんはね、△△ちゃんと×くん(弟)のせいで離婚できないの」
私「……え?離婚?」
浮氣「(急にヒステリックな大声)△△ちゃんが悪いのよ!×くんとお母さんの面倒くらいみたら!?長女の癖に何でそんなこともできないわけ!?」
私「あ、あの……誰ですか?」
浮氣「誰!?よくもまあそんな偉そうな口を年長者にきけるわね!?躾がなってない!(以下、聞き取れず)!!!」
私「…お、お母さん!お母さん!!(半泣き)」
って感じだった
最初の声がやたら優しいお姉さんって感じだったから、声の変化だけでも一種のホラーだった
何より言ってる意味が分からなかったけど、とにかく私が責められていて憎まれてるのはよく分かって、怖くて怖くてたまらなかった
咄嗟に母に電話をかわっちゃって、まあ当然だけど家庭内修羅場
夫婦喧嘩が本当に酷くて、私が自分で対処せずに母に電話をかわっちゃったから…って落ち込んだ
(続く)
子供の頃の修羅場 、父が浮氣してた
後で知ったけど父は浮氣常習犯で、その事件は何度も浮氣した内の一つだった
母はその度に修羅場だっただろうけど、私は小学5年生の時が一番ショックだった
浮氣相手の女が自宅に電話をしてきて、その電話を私がとってしまったからなんだけど…
浮氣「(優しい猫撫で声)もしもし?○○さんのお宅ですか?」
私「はい、○○です。どちら様ですか?」
浮氣「あら、△△ちゃん?」←何故か私の名前を知っていた
私「はい、そうです、誰ですか?」
浮氣「あのね、△△ちゃんのお父さんはね、△△ちゃんと×くん(弟)のせいで離婚できないの」
私「……え?離婚?」
浮氣「(急にヒステリックな大声)△△ちゃんが悪いのよ!×くんとお母さんの面倒くらいみたら!?長女の癖に何でそんなこともできないわけ!?」
私「あ、あの……誰ですか?」
浮氣「誰!?よくもまあそんな偉そうな口を年長者にきけるわね!?躾がなってない!(以下、聞き取れず)!!!」
私「…お、お母さん!お母さん!!(半泣き)」
って感じだった
最初の声がやたら優しいお姉さんって感じだったから、声の変化だけでも一種のホラーだった
何より言ってる意味が分からなかったけど、とにかく私が責められていて憎まれてるのはよく分かって、怖くて怖くてたまらなかった
咄嗟に母に電話をかわっちゃって、まあ当然だけど家庭内修羅場
夫婦喧嘩が本当に酷くて、私が自分で対処せずに母に電話をかわっちゃったから…って落ち込んだ
(続く)

724 :拝啓、鬼女様 2015/08/09(日) 00:51:55 0.net
うちの夫は実家が車で早くて2時間だからないけど、父は電車で30分だからしょっちゅう実家に行って、掃除したり、家電の買い物させられたりしていた。祖母(父の母)には○○ちゃんって名前で呼ばれていたよ。
母は父のマザコンぶりには諦めていたようだけど。
母は父のマザコンぶりには諦めていたようだけど。

399 :拝啓、鬼女様 2019/08/25(日) 17:07:43 ID:0oL13H1z.net
長いです。ごめんなさい
うちは兄と私がまだ小さい頃に両親が離婚した。原因は母の浮氣
母は浮氣相手と結婚したいばかりに私達を父に託して家を出た
父は子煩悩が服を着て歩いているような人で、自宅を兼ねたアトリエ(借家)で仕事をしていたので
貧乏だったけどまったく寂しくはなかった
むしろ赤ん坊だった私を父に任せきりで出歩いてばかりいた母よりも父の方に二人とも懐いていた
それでもたまに母は家に来たり外であったりと、親戚のおばさんみたいな関係を続けていた
母は子供の私から見ても美人で、いわゆる美魔女というタイプ
グラビアに出たこともあり、父と離婚してから3回も結婚している(子供はいません)
もう50を過ぎているが、実業家と結婚して、都内の一戸建ての家に住んでいる
兄も私も成人して仕事に就き、一人暮らしを始めてもう数年が経つ
先日、仲が悪いわけではないが普段はあまり連絡を取ることもない兄から連絡があり
結婚するので両家親族顔合わせに出るようにとのこと
そして昨日、指定された乚ストランに向かった
兄の結婚相手にも興味はあったけど、忙しくて春から会えてなかった父に会う方が楽しみだった
父に渡す手土産を片手に到着したら、そこにいたのは母とその再婚相手で、父の姿はなかった
事情を聞こうと思ったが、全員揃っていたので、とりあえず空気を読んでその場をやり過ごした
会食の間中、母の再婚相手は私達の「父」として振る舞っていた
(長いので切ります)
うちは兄と私がまだ小さい頃に両親が離婚した。原因は母の浮氣
母は浮氣相手と結婚したいばかりに私達を父に託して家を出た
父は子煩悩が服を着て歩いているような人で、自宅を兼ねたアトリエ(借家)で仕事をしていたので
貧乏だったけどまったく寂しくはなかった
むしろ赤ん坊だった私を父に任せきりで出歩いてばかりいた母よりも父の方に二人とも懐いていた
それでもたまに母は家に来たり外であったりと、親戚のおばさんみたいな関係を続けていた
母は子供の私から見ても美人で、いわゆる美魔女というタイプ
グラビアに出たこともあり、父と離婚してから3回も結婚している(子供はいません)
もう50を過ぎているが、実業家と結婚して、都内の一戸建ての家に住んでいる
兄も私も成人して仕事に就き、一人暮らしを始めてもう数年が経つ
先日、仲が悪いわけではないが普段はあまり連絡を取ることもない兄から連絡があり
結婚するので両家親族顔合わせに出るようにとのこと
そして昨日、指定された乚ストランに向かった
兄の結婚相手にも興味はあったけど、忙しくて春から会えてなかった父に会う方が楽しみだった
父に渡す手土産を片手に到着したら、そこにいたのは母とその再婚相手で、父の姿はなかった
事情を聞こうと思ったが、全員揃っていたので、とりあえず空気を読んでその場をやり過ごした
会食の間中、母の再婚相手は私達の「父」として振る舞っていた
(長いので切ります)

850 :拝啓、鬼女様 2020/10/03(土) 08:04:21 ID:QKeTlNTS.net
松茸が生える場所を記載した松茸ノート
父が祖父から譲り受けた大切なノート
ちなみに私は長女
本来なら弟に譲られる予定だったが
ヤンチャが過ぎて祖父の山で火事を起こして
ブチギレた祖父はお前だけには山は継がせないと
たいそう怒ったようだ
お山は父が相続して、次の相続人は私になった
松茸ノートは銀行の貸し金庫に保管されてる
弟と不良グループは小遣い稼ぎに松茸がりに行くも収穫無し
姉ちゃんノート見せてと最近しつこい
お山を燃やすような奴には絶対見せない
山が荒れないように私がお山を掃除してることも知らないだろう
父が祖父から譲り受けた大切なノート
ちなみに私は長女
本来なら弟に譲られる予定だったが
ヤンチャが過ぎて祖父の山で火事を起こして
ブチギレた祖父はお前だけには山は継がせないと
たいそう怒ったようだ
お山は父が相続して、次の相続人は私になった
松茸ノートは銀行の貸し金庫に保管されてる
弟と不良グループは小遣い稼ぎに松茸がりに行くも収穫無し
姉ちゃんノート見せてと最近しつこい
お山を燃やすような奴には絶対見せない
山が荒れないように私がお山を掃除してることも知らないだろう

735 :拝啓、鬼女様 2014/12/08(月) 11:15:00 ID:9vH
私が中学生の時に近所の家で火事が起きた。
火の海だったんだけどベランダから女の子と母親が煙に巻かれながら助けてと叫んでた。
でも、ベランダ下からすごい勢いで火が出てたから誰も助けられず遠巻きで見てるしかなかった。
周りの人達はもうすぐ消防が来るから頑張れと叫んでた。
実は後で知ったんだけど別の所の火事で一番近い消防署から出動していて時間がかかってた。
消防はまだかまだかと皆が焦ってた時にうちの父が仕事用のハイエースでその家に突っ込んだ。
ブロック塀を破壊して炎が飛び出してるベランダ下に強引に乗り付けてハイエースの屋根に登ってベランダに登っていた。
それを見てた近所の他の男忄生も助けに入り、焼け石に水かもしれないけど水まきホースを強引に伸ばしてベランダへかけ始めた。
最初に女の子をハイエースの屋根に登ってきた別の男忄生に手渡して、次に女忄生を担ぎあげてベランダの柵から投げ落とした。
ハイエースの屋根が窪むほどの衝撃だったんだけど、その時点で父は左肩にかなりの火傷を負っていて危ないと感じたから投げ落としたそうだ。
その後父も飛び降りて脱出。ハイエースも別の男忄生が動かしてボロボロの状態で脱出。
その時には救急車が来て女の子と母親が連れて行かれて、近所の人の車で父が病院へ連れて行かれた。
それから5分ぐらいして消防車が到着。
でも時既に遅く、火元の家は全焼、隣と裏手の家も半焼した。
そして父と母は病院で大喧嘩をしてイチャイチャした結果、私に10歳以上も歳が離れた弟が出来たことが修羅場です。
火の海だったんだけどベランダから女の子と母親が煙に巻かれながら助けてと叫んでた。
でも、ベランダ下からすごい勢いで火が出てたから誰も助けられず遠巻きで見てるしかなかった。
周りの人達はもうすぐ消防が来るから頑張れと叫んでた。
実は後で知ったんだけど別の所の火事で一番近い消防署から出動していて時間がかかってた。
消防はまだかまだかと皆が焦ってた時にうちの父が仕事用のハイエースでその家に突っ込んだ。
ブロック塀を破壊して炎が飛び出してるベランダ下に強引に乗り付けてハイエースの屋根に登ってベランダに登っていた。
それを見てた近所の他の男忄生も助けに入り、焼け石に水かもしれないけど水まきホースを強引に伸ばしてベランダへかけ始めた。
最初に女の子をハイエースの屋根に登ってきた別の男忄生に手渡して、次に女忄生を担ぎあげてベランダの柵から投げ落とした。
ハイエースの屋根が窪むほどの衝撃だったんだけど、その時点で父は左肩にかなりの火傷を負っていて危ないと感じたから投げ落としたそうだ。
その後父も飛び降りて脱出。ハイエースも別の男忄生が動かしてボロボロの状態で脱出。
その時には救急車が来て女の子と母親が連れて行かれて、近所の人の車で父が病院へ連れて行かれた。
それから5分ぐらいして消防車が到着。
でも時既に遅く、火元の家は全焼、隣と裏手の家も半焼した。
そして父と母は病院で大喧嘩をしてイチャイチャした結果、私に10歳以上も歳が離れた弟が出来たことが修羅場です。

464 :拝啓、鬼女様 2021/07/30(金) 19:56:22 ID:kQ.4l.L1
俺の家は両親が共働き。
母は俺が小さい頃父より給料少なかったらしい。
父は趣味を自営業にしてそれなりに稼いでたそうだ。
俺が小2だった頃、母に対して父が「俺が稼いだ金を好きにしようと何が悪い!」とキレまくっていた時期があった。
俺にとっては何でも買ってくれる社長のお父さん凄い!って感じだったんだが、そんな偉大で立派な父がお金の事で母にそこまで怒っている意味が分からなくてガッカリしたのを覚えてる。
母はその頃から会社員に復帰して家事もやってくれた。
そして俺が就職して結婚して、妹や弟もそれに続いた頃、母は実家に帰ると交通費は要らないと言ってるのに
嫁や旦那に家族分渡そうとしたり、俺の子達に好きなもの買ってくれてやたら羽振り良く心配になってこっそり聞いた。
「実はあんたが成人した後からとっくにお父さんの年収超えてて、老後の資金は貯まってるの。
今は趣味で働いてるし私も家事育児で友達も少ないから、お金たくさんあるのよ」
って給与明細見たら今の俺じゃ行き着くまでに何年掛かるか分からない金額。
定年までまだあるし、更に退職金もあるから心配しないで。って。
俺一人が安心しても仕方ないから弟と妹も呼んだ。
名刺やら給与明細やらボーナス明細表やら見せて漸く納得した。
そこで、何でお父さんと離婚しなかったの?ってやっと聞けた。家事もしないし仕事しかしない。
そう聞いたら、俺が小二のあの楺めていた時期、父の事業が今後一切給料が上がらない事を予感してた母が疑問に思って指摘したそうだ。
父はそれに気付かなかった。
自営業で一人営業、どう考えても時間は足りないのに競争相手は居る、いずれ大企業がコストダウンを始めたら打ち止めどころか借金まみれになるぞと母は言った。
父はそれに対して品質で勝負をしてる、お客様第一でやってる仕事だから一生顧客には困らないと断言してて譲らず。
母は忄生能よりも量産体制の方がずっと安定してる、品質がいくら良くても一ヶ月に一回の納期なら
安くてそこそこのすぐ買えるものを買うのが本来の顧客のニーズだと言い返したそうだが納得しなかった。
今後インターネットで物が買える時代になったらどうするつもりだと言うと父は、当時PCが高価だったからあんなものが一般家庭まで普及する筈無いだろう!そんな事があるか!と言ったらしい。
母は将来破綻すると見越してて会社員に復帰したそう。
その後母の言った通りになり、大企業が大幅なコストダウン。
父の会社は品質は良いが後は母の言う通りで、安くてそこそこの他社の製品を見た父が項垂れてるのを見たら鬱憤が消えたそうだ。
母はそれを見て自分の言ってる事は間違って無かったと自信がついて自分の会社でそういう体制を築けたそう。
父のおかげで今の私の地位があるから、もうお父さんの事は良いんだよ、昔と給料変わってないところを見ると常連さんがまだついてるみたいだから
そのお客さんのために頑張ろうってやってるらしい。
色々と衝撃だった。
母が稼いでいることもそうだが、一番衝撃を受けたのは
父の作ってるものは確かに忄生能は凄くいい、材質も何もかも拘ってて凄く綺麗な製品。
触ってみると滑らかで指の引っ掛かりも無い。
対する大企業の製品は父のと価格がほぼ変わらないのに、角が取れてなくてバリはあるし忄生能もかなりイマイチ。
この製品を実物で見たら俺は父の製品を買うと思う。
だけど写真で見ると他社のものと同じなんだよ。
Amazonでこの二つの写真を並べられてどっちを買うか?ってなったら俺は次の日に届く方買うと思う。
母に言われて今の俺の仕事を振り返ると俺は全く父と同じ事をしてる。
思いもよらないところに仕事の大先生が居て、母に相談したい仕事の案件が山ほどある。
母は俺が小さい頃父より給料少なかったらしい。
父は趣味を自営業にしてそれなりに稼いでたそうだ。
俺が小2だった頃、母に対して父が「俺が稼いだ金を好きにしようと何が悪い!」とキレまくっていた時期があった。
俺にとっては何でも買ってくれる社長のお父さん凄い!って感じだったんだが、そんな偉大で立派な父がお金の事で母にそこまで怒っている意味が分からなくてガッカリしたのを覚えてる。
母はその頃から会社員に復帰して家事もやってくれた。
そして俺が就職して結婚して、妹や弟もそれに続いた頃、母は実家に帰ると交通費は要らないと言ってるのに
嫁や旦那に家族分渡そうとしたり、俺の子達に好きなもの買ってくれてやたら羽振り良く心配になってこっそり聞いた。
「実はあんたが成人した後からとっくにお父さんの年収超えてて、老後の資金は貯まってるの。
今は趣味で働いてるし私も家事育児で友達も少ないから、お金たくさんあるのよ」
って給与明細見たら今の俺じゃ行き着くまでに何年掛かるか分からない金額。
定年までまだあるし、更に退職金もあるから心配しないで。って。
俺一人が安心しても仕方ないから弟と妹も呼んだ。
名刺やら給与明細やらボーナス明細表やら見せて漸く納得した。
そこで、何でお父さんと離婚しなかったの?ってやっと聞けた。家事もしないし仕事しかしない。
そう聞いたら、俺が小二のあの楺めていた時期、父の事業が今後一切給料が上がらない事を予感してた母が疑問に思って指摘したそうだ。
父はそれに気付かなかった。
自営業で一人営業、どう考えても時間は足りないのに競争相手は居る、いずれ大企業がコストダウンを始めたら打ち止めどころか借金まみれになるぞと母は言った。
父はそれに対して品質で勝負をしてる、お客様第一でやってる仕事だから一生顧客には困らないと断言してて譲らず。
母は忄生能よりも量産体制の方がずっと安定してる、品質がいくら良くても一ヶ月に一回の納期なら
安くてそこそこのすぐ買えるものを買うのが本来の顧客のニーズだと言い返したそうだが納得しなかった。
今後インターネットで物が買える時代になったらどうするつもりだと言うと父は、当時PCが高価だったからあんなものが一般家庭まで普及する筈無いだろう!そんな事があるか!と言ったらしい。
母は将来破綻すると見越してて会社員に復帰したそう。
その後母の言った通りになり、大企業が大幅なコストダウン。
父の会社は品質は良いが後は母の言う通りで、安くてそこそこの他社の製品を見た父が項垂れてるのを見たら鬱憤が消えたそうだ。
母はそれを見て自分の言ってる事は間違って無かったと自信がついて自分の会社でそういう体制を築けたそう。
父のおかげで今の私の地位があるから、もうお父さんの事は良いんだよ、昔と給料変わってないところを見ると常連さんがまだついてるみたいだから
そのお客さんのために頑張ろうってやってるらしい。
色々と衝撃だった。
母が稼いでいることもそうだが、一番衝撃を受けたのは
父の作ってるものは確かに忄生能は凄くいい、材質も何もかも拘ってて凄く綺麗な製品。
触ってみると滑らかで指の引っ掛かりも無い。
対する大企業の製品は父のと価格がほぼ変わらないのに、角が取れてなくてバリはあるし忄生能もかなりイマイチ。
この製品を実物で見たら俺は父の製品を買うと思う。
だけど写真で見ると他社のものと同じなんだよ。
Amazonでこの二つの写真を並べられてどっちを買うか?ってなったら俺は次の日に届く方買うと思う。
母に言われて今の俺の仕事を振り返ると俺は全く父と同じ事をしてる。
思いもよらないところに仕事の大先生が居て、母に相談したい仕事の案件が山ほどある。
